松岡修造さんが1995年のウインブルドン大会で叫んだこの台詞は、テニスファンならずとも知っている人が多いかもしれません。
この一球は絶対無二の一球なり!
そう叫んで大事な場面を決めるサービスに挑みました。
ベスト8を決めた試合では、喜びのあまりにコートに倒れ込みます。
(60秒からその場面)
元は福田雅之助の「庭球訓」の一節で、全文は以下に。
この一球は絶対無二の一球なり
されば身心を挙げて一打すべし
この一球一打に技を磨き体力を鍛え
精神力を養うべきなり
この一打に今の自己を発揮すべし
これを庭球する心という「福田雅之助(テニス選手)」
まさに一瞬で生き死にが決定する侍の境地まで達したといえるでしょう!
テニスプレイヤーならずとも、特にここぞという時に問いかけたい言葉です。
それだけでなく、集中力、モチベーションが落ちたときにも効き目があります。
勇気を奮い立たせる効果もあります。
私は日々を漫然といきていかないように自戒を込めて、「今日の一日は絶対無二の一日(二度と訪れない、これからの人生の最初で最後の日)」とメモして壁に貼っています。
もちろん気張ってばかりじゃ集中力も続きません。無駄な日も必要です。